未経験WEBエンジニア転職|年収はいくら?実例と年収の決まり方を解説

「未経験からWEBエンジニアに転職した場合、年収はどれくらい?」

「現職から未経験でWEBエンジニアに転職したら収入は下がるかな?」

WEBエンジニアを経験したことがない方からすると、転職した場合の初年度の年収は気になりますよね。
結論から申し上げると、「WEBエンジニア初年度の年収は300〜500万円」程度ですし、私の年収のこの範囲内です。

本記事では、「年収の仕組み」と「年収以外の重要なポイント」、そして、「私が転職活動をした際に受けたオファーの実際の金額」を解説しますので、みなさんの転職活動や年収アップに役立ててください。

WEBエンジニアの年収とは

年収とは

年収とは、社会保険料や所得税、住民税等が差し引かれる前の「総支給額」のことです。
まれに年収のことを実際に口座に振り込まれる金額(手取り額)と勘違いされているか違いますが、年収とは総支給額のことと覚えておいてくださいね。

年収がわかる時(内定後)

年収が求職者に通知されるのは、最終選考が終わり内定を得た後です。

採用担当者から求職者に、内定通知の連絡がメールなどで届くはずです。
この内定通知の際に、添付資料として「内定通知書」や「給与条件表」があり、具体的な年収が記載されています。
求職者はその年収等の条件を見て、企業からの内定を受託するかどうか決めるのです。

また、年収に満足できない場合は、一応は交渉することも可能です。すでに他社から内定を得ている場合など、他社を引き合いにして、年収交渉をします。

内定前の年収の調べ方

内定前に、「気になっている会社の年収を知りたい」という方は、求人サイトの「Green」と口コミサイトの「Openwork」がおすすめです。

Green

GreenはWEB系のベンチャー企業の求人が多い転職サービスですが、求人内容が詳しく掲載されています。
各求人ごとに年収が「400万円〜600万円」と載っているので、「未経験で入社したら最低年収の400万円スタートだな」などど、予想することができます。

Openwork

Openworkは社員による口コミサービスです。各企業が複数の項目で評価されていて、その評価項目のうちの1つに「年収・給与」があります。

気になる企業の「年収・給与」ページをいることで、「入社後にどの程度の年収が見込めるか」予想することができますよ。

WEBエンジニア転職 年収以外の重要なポイント

年収にはその記載されている金額以外のも重要なことがいくつかあります。

スキルを身に付けられるか

年収は、生活をする上高ければ高いほど良いのがもちろんですが、今後の年収アップのためには「高いスキルを身につけられる環境か」が重要になります。

エンジニアの場合は特に「年収よりもスキルを重視する傾向」が顕著です。
今後高いスキルで高い年収を得るために、一時的に年収を落としてスキルを磨くことがあるからです。

志望先の企業が需要の高いでスキルを身に付けれるのか、最低でも下記の項目を確認しましょう。

・プログラミング言語

・フレームワーク

・インフラ(クラウド > オンプレミス)

・コードレビュー

・テストコード

残業

「年収に残業代が含まれているかどうか」は重要です。
残業代込の場合、月の残業時間が多ければ多いほど時給は低くなっていく仕組みになります。
内定後に人事担当者に「月のおよその残業時間」を確認しましょう。

月の給与に残業代が含まれていない場合は、残業した分だけ残業代もらえることになりますよ。

賞与(ボーナス)

提示された年収は、「月給+賞与」か「年俸制」のどちらであるかは確認した方が良いです。

「月給+賞与」の場合は、内定時に提示された額の賞与をを確実にもらえるかはわからないからです。
そもそも賞与とは、特別手当のような性質であり、企業側に支払い義務はありません。

そのため、業績が不調の時は減らされてしまう可能性がありますし、逆に好調の時は増える可能性もあります。

いずれにせよ、賞与は記載通りの額が確実に支給されるわけではないので、内定時の年収に賞与が含まれている場合は多少のブレが出てきます。

昇給の方法

転職後すぐの年収も重要ですが、数年間働き続けるのであれば「今後どのくらい収入が上がっていく見込みなのか」は重要です。

この収入が上がるタイミングは、「昇給」の時です。
昇級考課といって、みなさまの仕事ぶりを評価し、その評価に応じて収入が上下する仕組みです。

内定後には、昇級考課の「頻度」や「上がり具合、下がり具合」を確認しておくべきでしょう。

昇級の頻度は、年に1〜2回の会社が多いですが、頻度が多いほど収入の上下が大きくなるので、注意ですよ。

土日祝日休み

生活をする上で「土日祝日休みかどうか」は重要です。
家族がいるかたはなおさらですよね。

現状はあまりこだわらない方もいらっしゃるかもしれませんが、将来設計においては重要です。
個人的には、土日祝日休みは外せない用件でしたね。

WEBエンジニアとして私が提示された年収実例

私はWEBエンジニアとして内定を4社ほど頂いたたのですが、実際の就職先以外の3社についてざっくりとした年収および採用条件を記します。

IT業界未経験、WEBエンジニア未経験の私のケースなので、同じような境遇の方は参考にしていただける点もあるかと思います。

A社

  • 年収420万円
  • 残業代込み(45時間分)
  • 土日祝日休み
  • 昇級年1回
  • 年俸制(賞与無し)
  • スキル(Ruby/Rails)

B社

  • 年収420万円
  • 残業代込み(45時間分)
  • 土日祝日休み
  • 昇級年1回
  • 年俸制(賞与無し)
  • スキル(PHP/Laravel)

C社

  • 年収400万円
  • 残業代込み(45時間分)
  • 土日祝日休み
  • 昇級年1回
  • 年俸制(賞与無し)
  • スキル(Salesforce/Apex)

WEBエンジニア年収の決まり方

年収はいくつかの尺度によって決められていますので、できるだけ高い年収で転職したい方はご参考ください。

企業の成長ステージで変わる

企業の成長ステージによって年収は変わります。

メガベンチャー > 成長企業 > スタートアップ

企業には、利益を生む安定した事業が多くあるほど、お金をを持っています。
メガベンチャーはたくさんの利益を稼いでいるわけなので、お金があり、従業員に支払う給与も高くなりますよ。

前職の経験で決まる

未経験からのWEBエンジニア転職といっても、前職の経験によって収入は変わります。
ITコンサルやSIerなど、IT業界でシステム開発のの上流工程(要件定義や設計)に携わった経験は、全てのWEBアプリケーション開発にダイレクトに活かすことができるわけです。

また、ニッチですが前職が銀行員であれば「フィンテック系企業」、医療関連の仕事をしていたのであれば「ヘルステック系企業」など、 IT業界でなくとも前職の事業知識を評価してもらえる経験がありますよ。

補足

私は6年半の経理実務を積んでいるのですが、会計や決算などの経理の知見は、特に「会計サービス」事業を運営している会社さんにはかなりウケがよかったように思います。他にも、「非金融サービスの会計機能構築」などでも経理の知見を生かせると思いました。金融や会計の知見がある方は、 既にお持ちの知識を活かる分野が幅広くあるので、WEBエンジニアに転職しやすいはずですよ!

未経験からWEBエンジニア転職で年収はいくら?実例と年収の決まり方を解説 まとめ

本記事では、「未経験からWEBエンジニア転職した際の年収」について下記の4点を解説しました。

・WEBエンジニアの年収とは

・WEBエンジニア転職 年収以外の重要なポイント

・WEBエンジニアとして私が提示された年収実例

・WEBエンジニア年収の決まり方

みなさまの転職活動に参考になれば幸いです!

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