【未経験エンジニア転職実話】面接でよく聞かれた質問|受け答え実例とポイント

「エンジニア転職の面接では、どんなことを聞かれるのかな」
「なかなか面接が通過しないのだけど、何が問題なのだろう」

このように、未経験からエンジニア転職における面接では不安なことが多いですよね。

私は新卒でガス会社に入社しで6年間半、ITやエンジニアとはほぼ無縁の仕事をしましたが、Ruby/Railsをメインの技術として利用するWEBエンジニアへと転職することになりました。

初めて面接をした頃は不合格になってしまうことが多く、転職活動を辞めてしまおうかと悩んだ時期もありました。しかし面接の経験を積みむと、毎回似たような質問をされることに気づき、次第に面接でスムーズに回答することができるようになりました。

毎回聞かれるような質問を対策する事で、実際の面接ではあたふたせずにしっかりと回答することができたのです。結果的に4社ほどWEBエンジニアとして内定を得ることとなりました。

本記事では、私が感じた「面接のポイント」と「面接で実際によく聞かれた質問と受け答え」を解説します。

エンジニアの転職活動における面接とは

面接とは何か?

面接は、採用活動の一番重要なフローです。
企業側の面接官が1人〜複数人で求職者は1人で行う場合がほとんどです。

新卒の就職活動で経験した「求職者複数人での面接」や「グループワーク」は、エンジニアにおける転職活動ではほぼありません。

面接の回数は?

面接の回数は1〜3回程度です。
求人媒体や企業のHPなどで確認できるケースがありますよ。

体感ですが、面接を3回実施されることが多いように思います。会社によって1日にまとめて2回面接を実施する、というようなことも経験しました。

企業の面接官は誰?

エンジニアは専門性の高い職種なので、面接官もエンジニアというケースが多いですが、人事の採用担当者が同席することがあります。

ただ、エンジニアといっても役職もそれぞれです。選考が終盤になるにつれ役職が上がっていくようなイメージですね。

若手エンジニア → リードエンジニア → 開発部長 → CTO/VPoE

また、営業やカスタマーサポートなど、ビジネス職が面接官を担当することもあります。(この場合は、技術に関する話ができないので、企業の事業やサービス内容、ミッションやバリューなどの話をすることになるはずです。)

エンジニア面接の受け答えのポイント

書籍で面接の受け答え模範例を学ぶ

面接の受け答えのポイント流れは、『内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2020 面接編』で学びました。

本書は実例が掲載されていて、面接のパターンをつかむのに最適です。
ゼロから面接の流れを自分で組み立てるより、優秀な方の模範例があった方が良いですよね。

ちなみに本書は、私は今回の転職活動に加え7年前の新卒での就職活動の際にも利用していました。

面接官からの質問はメモをとる

一番忘れがちなのが、「面接官からの質問と受け答えはメモをとる」ということです。
全て完璧にメモを取ることはできないでしょうが、メモをできなかった分は、面接終了後すぐカフェに駆け込むなどして、面接官からの質問はメモをした方が良いです。

一度面接で聞かれた質問は、その企業の次の面接や他の会社での面接でも、繰り返し聞かれる可能性が非常に高いです。

次に受ける面接で活かせるために、「面接官からの質問はメモをとる」のは必須です。

ゆっくりと話す

面接当日は緊張して、早口になってしまうものですよね。
面接官に聞きやすくするために、意識的に「かなりゆっくり話す」を心がけておくと良いでしょう。

1分で話す文字数は300字が適切とされているので、原稿を作ってストップウォッチ片手に時間を計測してみるのがおすすめです。

また、面接本番で自分の話す言葉のスピードがどの程度なのか知りたい場合は、スマートフォンの「ボイスレコーダー」機能を使って、面接での受け答えを録音してみると良いでしょう。

結論から話す(論理的に話す)

面接官からの質問は「結論から一言で話す」→「理由を補足する」というパターンで話すのが良いです。

エンジニアは「論理的に話ができる人」が就く職種です。
論理的に話ができるとは「結論と理由分けて明確に伝えられること」なので、面接でも「結論を一言で話し、理由を補足する」という話し方ががおすすめです。

「論理的な面接の流れをもっと詳しく知りたい!」という方は、『ロジカル面接術』に詳しく記載されていますよ。

相手の目をしっかりと見る

面接の際は「面接官の目をしっかりと見て」話しましょう。

まばたきせずずっと見続ける必要はありませんが、適度に目を合わせ意思疎通をした方が、面接官からの共感も得やすいです。
だって友達との飲み会で、そっぽを向いている人なんていませんよね?

エンジニアの転職活動|面接の受け答え実例

本章以降、面接の受け答え実例を、「自己PR・志望動機」「プログラミング学習」「技術知識」の3点に分けて解説します。

自己PR・志望動機に関する質問

なぜWEBエンジニアを目指したのですか。(興味を持ったのですか)

  • 僕の回答:入社以来携わっていた経理業務の経験を通じてWEBエンジニアに興味を持ちました。経理業務は手作業による処理が多かったため、自動化や仕組み化を通じて効率化を実行しました。こうした経験により、自分の手でも業務を効率化できる仕組みを作りたいと考えてエンジニアを目指そうと考えました。
  • 解説:今までの業務や学生生活の経験とWEBエンジニアの職業との共通事項を抽出しました。

<自社開発企業Ver.> なぜ当社を志望したのですか(転職活動の軸は何ですか)

  • 僕の回答:御社を志望した理由は3点あります。1点目に学習しているRubyを利用していること、2点目に会計分野で事業を展開していること、3点目にリーディングカンパニーであることです。
  • 解説:志望理由はその企業にした当てはまらないものを2点から3点挙げました。エンジニアであるため、1点目に使用したい技術、2点目に業界、3点目に業界での立ち位置やサービスの特徴を挙げていました。1点目はどの企業でも使い回しが効き、2点目もどう業界ならば使い回しが効きますね。3点目の企業やサービスの特徴は企業HPや企業、技術ブログ等を読んで情報収集していました。

<受託開発企業Ver.> なぜ当社を志望したのですか(転職活動の軸は何ですか)

  • 僕の回答:御社を志望した理由は3点あります。1点目に学習しているRubyを利用していること、2点目に受託開発企業であり幅広いサービスや技術に振られれること、3点目にアジャイル開発に強みをもつためです。
  • 解説:1点目は上記と同様に使用したい技術、2点目に受託企業のメリット、3点目に開発スタイルの特徴を挙げていました。1点目はどの企業でも使い回しが効き、2点目も受託企業ならば使い回しが効きますね。3点目の特徴は企業HPや企業、技術ブログ等を読んで情報収集していました。

当社ではどのようなエンジニアとして活躍したいですか

  • 僕の回答:短期的な視点と中長期的な視点の2点に分けてご説明します。まず、短期的には今まで学習してきたRubyを中心に、Vue.jsなどのフロントエンド、AWSなどのインフラまで幅広く学習していきたいです。中長期的には、サービス思考を持って、サービスをグロースさせていけるエンジニアにな履帯です。その際は、SEOやA/BテストなどWEBマーケティングの知見も増やしていきたいと考えています。
  • 解説:まず、短期的な視点(入社後3年程度の目安)と中長期的な視点(入社後3年後以降)の2点に分けました。その上で、短期的には技術を中心に学び、中長期的には技術に加えサービス思考も培っていきたいと回答していました。基本的にRailsを利用する企業は高速な開発によるサービス改善を目的としているので、技術を極めたいエンジニアより、サービスを伸ばしていけるエンジニアの方を必要としている傾向が強いように思います。

仕事で活かせる強みは何ですか
(上司からのプラス面のフィードバックでよく言われることはありますか)

  • 僕の回答:コミュニケーション能力です。経理業務において、異なる立場の人と会計に関連する交渉をする場面が多々ありました。その際に、相手の会計の知見を鑑みて、出来るだけ専門知識は使わず相手のレベルに合わせて話をすることで、交渉をスムーズに進められるよう工夫していました。
  • 解説:「強み」にはエンジニアとして必ず活かせることを挙げる必要があります。僕はエンジニアに一番必要なのはコミュニケーション能力だと考えていました。エンジニアは、エンジニア以外にもデザイナーやカスタマーサクセス、営業やプロダクトオーナーなど、幅広い職種の人と交渉やコミュニケーションを取りながら、サービスの仕様を決める必要があるためです。ちなみに、コミュニケーション能力以外には、自走能力や継続力も重要です。

仕事での弱みは何ですか
(上司からのマイナス面のフィードバックでよく言われることはありますか)

  • 僕の回答:一度決めると視野が狭くなってしまうことです。そのため、内省するための期間を決め、出来るだけ視野が狭くならないよう気をつけています。
  • 解説:弱みはただ言うのではなく、そのために改善しようとしている行動も合わせて伝えましょう。

プログラミング学習に関する質問

なぜサーバーサイドエンジニアになりたいのですか

  • 僕の回答:ロジックの実装を考えることが好きだからです。
  • 解説:バックエンドの醍醐味はロジックの実装だと考えています。

なぜ初めての言語としてRubyを選んだのですか

  • 僕の回答:アプリケーション開発からテストコードの実装まで一通りの日本語の学習教材が整っているためです。個人でアプリケーションを学ぶにあたって最適だと考えました。また学習してから気づいた点ですが、他言語と比べ高速で機能開発できる点も魅力だと感じています。
  • 解説:Rubyの魅力は学習のしやすさと高速で開発できる点です。(他にもあるかもしれません)

プログラミングはどのように学習をしましたか

  • 僕の回答:学習期間8ヶ月のうち、オンラインのプログラミングスクールに2ヶ月利用し、残りの6ヶ月程度を独学で行なっています。独学では主に、動画教材や書籍でインプットし、オリジナルサービス等でアウトプットする形式で行なっておりました。
  • 解説:プログラミングスクールの期間と独学の期間を説明しました。その上で独学ではどのように学んでいるかを説明し、しっかりと自走能力があることをアピールしました。

なぜプログラミングスクールに通われたのでしょうか。

  • 僕の回答:ポートフォリオに外部APIとの通信機能を実装したいと考えていたので、その経験が詰めるプログラミングスクールを選びました。外部APIとの通信は全くの初学者だと難しいと感じた課題でした。
  • 解説:プログラミングスクールに通った場合はなぜ通ったのかを具体的に話せるようにしておきましょう。

プログラミングで難しいと感じたことは何ですか。それをどのように改善しましたか。

  • 僕の回答:Rubyのインストール等の環境構築です。Qiitaや個人ブログ等の記事を探すことや、Teratrailというエンジニア向けの質問サービスを利用して解決しました。
  • 解説:難しいと感じたポイントと、そのための解決策を伝えましょう。WEBエンジニアの仕事は、エラーの解決に費やす時間がとても多いです。自力で解決できる力(自走能力)をアピールしましょう。

なぜこのオリジナルサービスを作ろうと考えたのですか。

  • 僕の回答:ある程度の需要が見込めたからです。筋トレブログを運営しており、中でもプロテインに関するページのアクセス数は他ページより群を抜いています。また、Googleキーワードプランナーによる「プロテイン」の月間平均検索数は「10万〜100万」と多く、この点からも需要を見込んでおりました。
  • 解説:オリジナルサービスはただ作るだけでなく、なぜ作ったのかを説明できるようにしておきましましょう。エンジニアは「使われる」サービスを開発することが使命のため、誰にも使われないサービスを作っても意味はありません。

このオリジナルサービスのユーザーはいますか。

  • 僕の回答:Twitterで呼びかけた私のエンジニア仲間が大半ですが、一般のユーザーも数名います。
  • 解説:サービスに投稿機能等がある場合は、投稿は少なくとも10件以上は用意し、たとえ身内でも数名程度のユーザーは確保しましょう。

現在学習していることは何ですか

  • 僕の回答:Rubyのメソッドを学習をしています。RubySilverという資格試験の参考書や、AtCoderという競技プログラミングのサービスを利用しています。
  • 解説:ポートフォリオの開発途中であればポートフォリオに実装したい機能を話していたかと思います。ポートフォリオの開発後であれば、新たな学習項目を伝えられれば良いでしょう。人によってバックエンド(Ruby)、フロントエンド(JavaScript)やインフラ(AWSやLinux)など様々でしょう。

技術知識に関する質問

Linuxの経験はありますか。

  • 僕の回答:基本的な知識はあります。「ls」や「cd」などは利用します。
  • 解説:「あまり知らない」などと言うより、少しでも知っていることを話しまた。

NginxやApacheの経験はありますか。

  • 僕の回答:多少の知識はあります。DockerでRailsの開発環境を構築する際に、Nginxとは何かを学びました。
  • 解説:かなり苦し紛れでしたが、なんとか知っていることを話しました。

AWSの経験はありますか。

  • 僕の回答:あります。オリジナルサービスには利用できませんでしたが、AWSの書籍(『Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築』)を読み、EC2を利用して、WordPress環境を構築しました。
  • 解説:AWSはオリジナルサービスに実装できていなくても、書籍を手を動かして学んだ経験があればアピールしました。

N+1問題などSQLの知識はありますか。

  • 僕の回答:基本情報技術者を取得しているので、資格学習の際にSQLを学びました。
  • 解説:「N+1問題」は選考初期は知らなかったのですが、何度か質問されたのでQiitaの記事で概要を学びました。
  • 参考:Qiita Rails で includes して N+1 問題対策

 

【未経験エンジニア転職実話】面接でよく聞かれた質問|受け答え実例とポイント まとめ

本記事では、面接での「ポイント」と「よく聞かれた質問」について解説しました。

みなさまの転職活動にお役に立てれば嬉しいです!

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