「仕事を続けながらエンジニアになりたい」
未経験からエンジニアを目指す方には、下記の2つのパターンがあります。
・仕事を続けながら隙間時間でプログラミング学習をする
・仕事を辞めプログラミング学習にフルコミットする
プログラミングを未経験から学習するには多くの時間がかかるため、転職に成功した方の大半は仕事を辞めてプログラミング学習に臨んでいます。
しかし私は家庭環境的に仕事を辞められなかったので、仕事を続けながらプログラミング学習を始め、結果的にWEBエンジニアとして4社ほどの内定を頂き転職を成功させることができました。
この経験の中で、仕事を続けながらプログラミング学習をするには時間との向き合い方が特に重要だと感じました。
本記事では、仕事を続けながらエンジニアを目指す方に向けて、私が感じた時間との向き合い方に関するコツを3点紹介します。
仕事とプログラミング学習のコツ1.時間を確保しよう
エンジニア転職のためには、プログラミング学習や転職活動に膨大な時間が必要となります。
可能な限り自由に使える時間(可処分時間)を増やしましょう。
定時に退社しよう
プログラミング学習や転職活動のために自由に使える時間を増やすためには、定時で退社する(残業しない)ことです。
そもそも1日の標準的な労働時間が定められているわけなので、定時にキッチリと退社することは、法律上何の問題ありません。
もちろん、「チームの雰囲気が悪くなる」などのデメリットもあるかもしれませんが、みなさんはエンジニアとして転職を目指しているわけなので、いずれそのチームを離脱するわけですから、「チームの雰囲気の悪化はあまり気にしない」スタンスでも問題ないはずです。
チームにとってもみなさんが「退職するよりは定時で退社する方がまだマシ」ですよね。
また、長時間労働から抜け出せないようなら、残業が少ない部署に社内異動してみても良いかもしれませんよ。
通勤時間を短くしよう
通勤時間に毎日往復2時間かけている人と通勤時間0分の人では、自由に使える時間が雲泥の差ですよね。
通勤時間は短いに越したことはありませんので、選択が可能なら家から近い職場で仕事をすることがオススメです。
私の職場は幸い徒歩10分程度でしたのでとても恵まれていました。
プログラミングスクールはオンライン形式を選ぼう
プログラミングスクールはオンライン形式がおすすめです。
空いた時間を工夫して、カリキュラムを進め、わからないことはメンターにチャットで質問できるタイプのプログラミングスクールです。
通学形式の場合は移動時間がもったいないため(家や職場からプログラミングスクールが近いなら別ですが)、オンライン形式がおすすめです。
私はオンライン受講可能なDIVE INTO CODEやポテパンキャンプと比較してTechAcademyを選びました。
基礎学習はほぼ全て独力で終え、メンターの力を借りながらプログラミング学習の中で一番難易度の高いオリジナルサービス開発に注力できたので、通ってよかったなと感じています。
ただし、オンライン形式のプログラミングスクールを有効活用できるのは、セルフマネジメントに長けていてモチベーションを常に維持できるタイプの方です。
周りの環境が整っていないとモチベーションの維持ができないタイプの方は、TECH::EXPERなど夜間や土日のみに通うことのできる社会人向けのプログラミングスクールが良いでしょう。
仕事とプログラミング学習のコツ2.隙間時間を有効活用しよう
「残業」や「会食」などの用事で、まとめて時間を取れない日もあるかもしれませんが、隙間時間を利用して、学習を継続しましょう。
隙間時間とは主に、移動時間や昼休み、就寝前などPCは起動できないがタブレットやスマホなら見られる程度の時間を指します。
隙間時間に技術書を読もう
隙間時間は絶好の読書時間です。
電子書籍を利用して、技術書をがっつり読みましょう。
技術書といっても、PCはひらけないので写経が必要ない読み物形式がおすすめです。
個人的に、プログラミング学習や転職活動にかなり活きた3冊を紹介します。
・『Webを支える技術』(Webページの仕組みががわかります)
・『アジャイル・サムライ』(Webアプリケーションの開発体制や開発の進め方がわかります)
余談ですが、上記の他にも転職活動に関する書籍を10冊ほど読んだのですが、別記事にします。
隙間時間にエントリーしよう
プログラミング学習がひと段落したら、転職活動開始です。
Wantedlyを使って企業にエントリーしましょう。
スマートフォンの「Wantedly」のアプリをダウンロードして、「今すぐ一緒に働きたい」や「まずは話を聞いてみたい」ボタンを押してエントリーしましょう。
ただし、「どの企業にどのタイミングでエントリーするか」はかなり重要なので、しっかりと戦略を立てて進めることをおススメします。
仕事とプログラミング学習のコツ3.学習/転職活動期間を決めよう
プログラミング学習は最低300時間、転職活動は平均20社程度の面接が必要となりますので、このボリュームから逆算して、何ヶ月後までには転職を完了させるか目標を立てましょう。
短ければ4ヶ月、長くても1年ほどが目安です。1年超はモチベーションの維持が難しいためオススメしません。
仕事を続けながらだと、つい長い時間が経ってしまいがちですので、立てた目標を確実に達成できるようにしましょう。
ちなみに私の場合は2018年12月にプログラミングの学習を始め下記の目標を立てました。
・期間:6ヶ月(→9ヶ月に変更)
・目標:複数の内定を得て一番成長できる会社を選ぶ
6ヶ月と決めて取り組みましたが、現職で経理部から情報システム部へ異動となり、あまりの居心地の良さに「現職にとどまろうか」と悩んでいた時期があったため、期間を延長しました。
仕事を続けながらエンジニアに転職する3つのコツ まとめ
本記事では、「仕事を続けながらエンジニアに転職するコツ」について3つの観点から解説しました。
1.時間を確保しよう
2.隙間時間を有効活用しよう
3.学習/転職活動期間を決めよう
みなさまのお役に立てれば幸いです!
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