【未経験WEBエンジニア転職】自己分析と履歴書/職務経歴書のポイント

「エンジニアとして転職するために自己分析は必要だろうか?」

「プログラマの志望動機や志望動機って何を書けば良いだろう?」

上記のように考える方もいるかもしれませんが、未経験からWEBエンジニアに転職するためにはプログラミング学習に加え転職活動の対策が重要です。
この転職活動を支えるのが、「自己分析」と「履歴書と職務経歴書作成」いう基礎固めの作業です。

「自己分析」でエンジニアへの資質(=適性)を洗い出し、「履歴書と職務経歴書」に落とし込むことで、企業の採用担当者に皆さんがエンジニアに向いていることをアピールすることができるのです。
本記事では、WEBエンジニア転職における「自己分析」と「履歴書・職務経歴書」の前提知識とポイントについて解説します。

エンジニアに必要なソフトスキルとは?

未経験からエンジニアとして転職活動を成功させる(採用される)ために、必要な要素は、技術力とソフトスキルです。

技術力とは

当たり前ですが、技術力とはみなさまが学習されているプログラミングの周辺知識と経験のことです。
プログラミング言語やフレームワーク、データベースの知見が当てはまります。

この技術力を採用担当者にアピールする手段は主に2つあり、「ポートフォリオ(オリジナルサービス)」と「コーディングテストの成果」です。

最低限の技術力を向上させることは重要にはなりますが、面接ではソフトスキルの方が重視される傾向にあります。

ソフトスキルとは

ソフトスキルとは、定量的には評価しづらいスキルことで、「コミュニケーション能力」や「論理的思考力」などが当てはまります。

WEBエンジニアは専門性が高い仕事のため、向き不向きが分かれる職種です。

そして「WEBエンジニアに向いているかどうか」は「WEBエンジニアに必要なソフトスキルを持っているかどうか」で判断されます。

では、「WEBエンジニアに必要なソフトスキル」とは何でしょうか。

エンジニアに必要なソフトスキルと経験

WEBエンジニアに必要なソフトスキルは、「コミュニケーション能力」や「自走力」、「好奇心」で、これら全てを高レベルで持っていると「WEBエンジニアの適性有り」と判断されやすくなります。

コミュニケーション能力

WEBエンジニアといえども、コミュニケーション能力が重要となります。
エンジニアチーム内では、技術的な課題を解決するために協力しながら仕事を進めます。
また、デザイナーやカスタマーサポート、営業などの部署とも打ち合わせをして「WEBサービスの仕様を決める」ためです。

何れにせよ、1人では仕事を進められない以上、コミュニケーション能力が必要になるのです。

【コミュニケーション能力を発揮した経験】
コミュニケーション能力をアピールできる経験は、「自分がリーダーとして、周囲と協調しながら進めた業務」です。
リーダーというと大げさかもしれませんが、自分が積極的に関わった業務でも良いでしょう。
目標設定→課題→改善→成果の枠組みで説明するとうまく伝わります。
私は、「経理部内の業務を効率化するために、メンバーを説得しながら、ITツールを用いて業務を自動化した経験」をアピールしていました。

自走力

WEBエンジニアとして仕事をする上で、「自分で調べて解決する力」は重要です。
皆さんはプログラミングを始めてからというもの、常にエラー画面を見続けたきたのではないでしょうか。

初学者の時はすぐにプログラミングスクールで質問することでエラーを解決できたかもしれませんが、実務をする上では、自力でのエラーの解決が必要になってきます。

エラーのつど先輩のエンジニアに聞いていたら、その先輩エンジニアが自分の仕事に集中できなくなってしまいますからね。

【自走力を発揮した経験】
自走力をアピールできる経験は、「自分で調べて解決した経験」です。

わからないことやすぐには解決できないエラーに遭遇した時がチャンスです。
エラー遭遇→エラー特定→仮説→検証の枠組みで進めることで自走力は高まります。
プログラミングスクールやteratailのような掲示板で質問する際にも同様の枠組みを用いることで、回答を得られやすくなります。

私は、「エラー遭遇→エラー特定→仮説→検証」の枠組みでできるだけエラーを自力で解決する工夫していた経験をアピールしていました。

好奇心

IT業界は移り変わりが激しい業界です。
常に新しい技術が生み出されているので、WEBエンジニアは新しい技術の情報を収集し取り入れていかなければなりません。
新しいことに「好奇心」を持って前向きに取り組める人が、WEBエンジニアに向いている人と言えるでしょう。

【好奇心を発揮した経験】
好奇心をアピールできる経験は、新しい技術の勉強や資格の取得などです。

私は、「DockerやAWS、JavaScriptの学習」や「基本情報技術者の取得」をアピールしていました。
(この点はアピールといっても履歴書や職務経歴書に書いた程度だったりしますが、それでも効果はあったように感じます。)

また東大卒など高学歴であれば、「学習に対する好奇心が強いはずだ」という強烈なアピール要素になるはずです。

自己分析とエントリーシート作成の準備

書籍で自己分析とエントリーシートについて詳しく知ろう

自己分析は初めてで全くやり方がわからない、という方は『内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2020 エントリーシート編』がおすすめです。
エントリーシート(履歴書や職務経歴書)作成を見据えた、自己分析の方法が書かれており、自己分析、エントリーシート、面接と転職活動全てに役立つ書籍です

エントリーシートの雛形は採用エージェントから貰おう

一般的なエントリーシートの雛形はWord形式でインターネット上で手に入れる事ができますが、エンジニア職用の雛形の方が技術力のアピールをしやすくなります。

私は、「レバテックキャリア」、「リクルートエージェント」の2社からエントリーシートを入手しました。職務経歴など書いた事がなかったので、テンプレートに沿って入力するだけですぐに完成してとても便利でした。

中でもレバテックキャリアのエントリーシートの雛形は秀逸で、技術スタックを記入できる項目が設けられていたため、自分の勉強内容を正確に表現する事ができました。下記は私の職務経歴書の一部抜粋になります。

添削をしてもらおう

エントリーシートは独りよがりになりがちなので、必ず第三者に添削してもらいましょう。客観的な評価を得られると、より良いエントリーシートになるはずです。

知り合いのエンジニアがいれば頼んでみるのが良いですね。

私は周りにエンジニアと呼べる人がいなかったので、先の転職エージェントの担当者に添削を依頼しました。無料にも関わらず、転職のプロに添削してもらえ、「誰が見てもわかりやすい」エントリーシートになりました。

自己分析とエントリーシートで確認すべき点(志望動機/自己 PR)

ざっくりと自分の言葉で良いので下記の項目について、「結論」と「具体的な理由」にわけて自分の経験や価値観を棚卸ししましょう。
ここでの自己分析がこの後の書類提出(履歴書や職務経歴書)や面接で必ず活きてきます。

ひとまず、「なぜエンジニアになりたいのか」「エンジニアとしてどのような仕事をしたいか」、「エンジニアとして活かせる強みと理由」の自己分析ができれば、エントリーシートを書く準備が整います。

志望動機関連の確認項目

なぜエンジニア(プログラミング)に興味を持ったか

【重要度 ★★★★★】

例)
結論:経理業務でITツールを用いた自動化を担ったから
具体:前職で経理部に所属していた時、手作業で会計システムへ入力しており、膨大にかかる時間やケアレスミスの発生に課題感があった。この課題を改善するために、会計システムの機能を調査すると、CSVを用いた自動入力の方法がある事がわかり、部内に導入した。結果的に、会計システムの入力作業を70%削減でき、ケアレスミスが50%削減できた。この経験からITツールを用いた自動化や仕組み化に興味を持ち、その手段としてプログラミングを学習しようと考えた。

エンジニアとしてどのような仕事をしたいか(短期、中長期)

【重要度 ★★★★★】

例)
結論:短期的には、技術中心に学び、中長期的にはビジネスサイドをリードできるエンジニアになりたい。
具体:短期的には、Ruby/Railsなどのバックエンド中心にフロントエンドやインフラの知見を身につけ、技術課題を解決していきたい。中長期的には、WEBマーケティングやSEO、A/Bテストなどビジネスサイドの知見も取り入れ、ビジネスサイドをリードできるエンジニアとして活躍したい。

プログラミングの何が楽しいか

【重要度 ★★★☆☆】

例)
結論:モノづくりを通してユーザーを喜ばせられること
具体:オリジナルサービス開発を通して、自身が携わったサービスにユーザーから反響をもらえる喜びを知った。また、スキルを身につけて着実に成長できている実感があることも楽しいと感じている。

なぜそのプログラミング言語(例:Ruby)やフレームワーク(例:Ruby on Rails)を選んだのか

【重要度 ★★★☆】

例)
結論:学習教材が整備されているから。
具体:RubyやRailsは他言語と比べ、日本語の学習教材が整っている。アプリケーション開発からテストコードの実装まで幅広く情報がある。初学者のため、情報収集のしやすさを重視し選択した。また、学習の過程でRuby/Railsはアプリケーションの高速開発に適していることを知った。ビジネスニーズが日々変化するWEBアプリケーションにおいて、最適な言語だと考えている。

自己PR関連の確認項目

エンジニアとして活かせる強みは何か

【重要度 ★★★★★】

例)
結論:コミュニケーション能力である。
具体:経理部では、経理知識のない部外の担当者との折衝を多く経験した。相手の知識レベルに合わせて「専門的な知識を使わず平易に説明する」「多部署の担当者の立場や施策を理解する」ということを意識して、円滑に交渉が進むよう工夫していた経験で、コミュニケーション能力が養われた。

自分の弱みは何か

【重要度 ★★★★☆】

例)
結論:熱中すると視野が狭くなること。
具体:ものごとに熱中すると視野が狭くなってしまいがちになる。目的を忘れ手段に没頭してしまうことがある。

自己分析と履歴書/職務経歴書のポイント

本記事では、

  • エンジニアに必要なソフトスキルとは
  • 自己分析とエントリーシート作成の準備
  • 自己分析とエントリーシートで確認すべき点(志望動機/自己 PR)

について解説しました。

みなさまのエンジニア転職に参考になれば幸いです!

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9月 1, 2019