【未経験WEBエンジニア転職】自己分析と履歴書/職務経歴書のポイントと実例

こんにちは。 6年勤めた都市ガス会社の経理職をやめ、30歳目前で異業種異職種のWEBエンジニアに転職したユーキです!

「エンジニアとして転職するために自己分析は必要だろうか?」

「プログラマの志望動機や志望動機って何を書けば良いだろう?」

上記のように考える方もいるかもしれませんが、未経験からWEBエンジニアに転職するためには転職活動対策が重要になってきます。

この転職活動対策では初めに、「自己分析」と「履歴書と職務経歴書作成」いう基礎固めの作業に力を入れましょう。

ざっくり説明すると、「自己分析」では今までの経験から「みなさんがWEBエンジニアに適性があるよという点」をピックアップし、「履歴書と職務経歴書」に記載する、という流れです。

本記事では、WEBエンジニア転職における「自己分析」と「履歴書・職務経歴書作成」の「準備
」と「ポイント」について解説します。

エンジニア転職|自己分析と履歴書・職務経歴書作成の準備

書籍で自己分析と履歴書・職務経歴書について詳しく知ろう

自己分析は初めてで全くやり方がわからない、という方は『内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2020 エントリーシート編』がおすすめです。

エントリーシート(履歴書や職務経歴書)作成を見据えた、自己分析の方法が書かれており、自己分析、履歴書・職務経歴書作成から面接まで転職活動全てを通して役立つ書籍です。

履歴書・職務経歴書の雛形は転職エージェントから貰おう

一般的な履歴書・職務経歴書の雛形はWord形式でインターネット上で手に入れる事ができますが、エンジニア職用の雛形の方が技術力のアピールをしやすくなります。

私は、転職エージェントの「レバテックキャリア」、「リクルートエージェント」の2社に登録しエンジニア職用履歴書・職務経歴書を入手しました。

私は転職が初めてだったため、今まで職務経歴など書いたことはありませんでしたが、テンプレートに沿って入力するだけですぐに完成してとても便利でしたよ!

中でもレバテックキャリアの履歴書・職務経歴書の雛形は秀逸で、「学習した技術の内容を詳細にを記入できる」様式になっており、自分の技術力を正確に反映することができました。下記は私の職務経歴書の一部抜粋になります。

添削をしてもらおう

履歴書・職務経歴書は独りよがりになりがちなので、必ず第三者に添削してもらいましょう。客観的な評価を得られると、より良い履歴書・職務経歴書になるはずです。

知り合いのエンジニアがいれば頼んでみるのが良いですね。

私は周りにエンジニアと呼べる人がいなかったので、通っていたプログラミングスクール「テックアカデミー」のキャリアカウンセラーや、転職エージェントの担当者に添削を依頼しました。無料にも関わらず、転職のプロに添削してもらえ、「誰が見てもわかりやすい」履歴書・職務経歴書になりました。

エンジニア転職|自己分析と履歴書・職務経歴書で確認すべき点(志望動機/自己PR)

履歴書・職務経歴書につながおすすめの自己分析の方法としては、志望動機や自己PRに関する下記の項目を自問自答してみることです。

ざっくりと自分の言葉で良いので下記の項目について、「結論」と「具体的な理由」にわけて自分の経験や価値観を棚卸ししましょう。

ひとまず、「なぜエンジニアになりたいのか」「エンジニアとしてどのような仕事をしたいか」、「エンジニアとして活かせる強みと理由」の自問自答ができれば、履歴書・職務経歴書を書く準備が整います。

例として、私の自己分析結果を載せておきますね!

志望動機関連の確認項目

なぜエンジニア(プログラミング)に興味を持ったか

【重要度 ★★★★★】

<私のケース>

結論:経理業務でITツールを用いた自動化を担ったから

具体:前職で経理部に所属していた時、手作業で会計システムへ入力しており、膨大にかかる時間やケアレスミスの発生に課題感があった。この課題を改善するために、会計システムの機能を調査すると、CSVを用いた自動入力の方法がある事がわかり、部内に導入した。結果的に、会計システムの入力作業を70%削減でき、ケアレスミスが50%削減できた。この経験からITツールを用いた自動化や仕組み化に興味を持ち、その手段としてプログラミングを学習しようと考えた。

エンジニアとしてどのような仕事をしたいか(短期、中長期)

【重要度 ★★★★★】

<私のケース>

結論:短期的には、技術中心に学び、中長期的にはビジネスサイドをリードできるエンジニアになりたい。

具体:短期的には、Ruby/Railsなどのバックエンド中心にフロントエンドやインフラの知見を身につけ、技術課題を解決していきたい。中長期的には、WEBマーケティングやSEO、A/Bテストなどビジネスサイドの知見も取り入れ、ビジネスサイドをリードできるエンジニアとして活躍したい。

プログラミングの何が楽しいか

【重要度 ★★★☆☆】

<私のケース>

結論:モノづくりを通してユーザーを喜ばせられること

具体:オリジナルサービス開発を通して、自身が携わったサービスにユーザーから反響をもらえる喜びを知った。また、スキルを身につけて着実に成長できている実感があることも楽しいと感じている。

なぜそのプログラミング言語(例:Ruby)やフレームワーク(例:Ruby on Rails)を選んだのか

【重要度 ★★★☆】

<私のケース>

結論:学習教材が整備されているため

具体:RubyやRailsは他言語と比べ、日本語の学習教材が整っている。アプリケーション開発からテストコードの実装まで幅広く情報がある。初学者のため、情報収集のしやすさを重視し選択した。また、学習の過程でRuby/Railsはアプリケーションの高速開発に適していることを知った。ビジネスニーズが日々変化するWEBアプリケーションにおいて、最適な言語だと考えている。

自己PR関連の確認項目

エンジニアとして活かせる強みは何か

【重要度 ★★★★★】

<私のケース>

結論:コミュニケーション能力

具体:現職の経理部では、経理知識のない部外の担当者との折衝を多く経験した。相手の知識レベルに合わせて「専門的な知識を使わず平易に説明する」「多部署の担当者の立場や施策を理解する」ということを意識して、円滑に交渉が進むよう工夫していた経験で、コミュニケーション能力が養われた。

自分の弱みは何か

【重要度 ★★★★☆】

<私のケース>

結論:熱中すると視野が狭くなること

具体:ものごとに熱中すると視野が狭くなってしまいがちになる。目的を忘れ手段に没頭してしまうことがある。

エンジニア転職|履歴書・職務経歴書実例

履歴書・職務経歴書の枚数は?

履歴書・職務経歴書の枚数は人それぞれあるようですが、少なすぎると意欲がないように感じられてしまいますし、多すぎると全部見切れないのではないでしょうか。

個人的には、履歴書・職務経歴書それぞれ2枚ずつがベストなのではないかなと思います。

「履歴書と職務経歴書2枚も書けないよ!」という方は、下記を参考にすれば記載項目を増やしたりできるかもしれません。

履歴書一部抜粋(2枚目)

1枚目は氏名や経歴等なので、差別化しやすい2枚目を掲載します。

「免許・資格・賞罰」や「趣味・特技・健康状態について」は書けることが出来るだけ具体的に書くように心がけていました。

また、「志望動機」という枠を設け、スペースの許す限り熱い思いをロジカルに書き綴りました。

この「志望動機」は会社ごとに異なることを書くわけなので、会社ごとに記載内容を変えていましたよ。

職務経歴書一部抜粋(2枚目)

こちらも1枚目は現職の仕事内容が大半なので、差別化しやすい2枚目を掲載します。

内容は下記の通りとなっており、これでもかというくらい自分のスキルや成果物などをアピールしていますね。

  • PC・テクニカルスキル
  • 成果物
  • 学習教材
  • 自己PR

会社への志望動機を履歴書に書いているので、職務経歴書は完全に使い回しをしていました!

【未経験WEBエンジニア転職】自己分析と履歴書/職務経歴書のポイント まとめ

本記事では、

  • 自己分析と履歴書・職務経歴書作成の準備
  • 自己分析と履歴書・職務経歴書で確認すべき点(志望動機/自己 PR)
  • 履歴書・職務経歴書実例

について解説しました。

みなさまのエンジニア転職に参考になれば幸いです!